ハイシニア(高齢犬)のパオラとの暮らしは、一般的な高齢犬に比べたらまだ平和に近いのかもしれません。
なので、「これしきのことで?」と鼻で笑われそうです。
トイレ成功率100%の確率を誇っていたパオラでしたが、ここ半年でその看板は仕舞わなければいけないことになりました。
ソファーやベッド、絨毯の至る所に予告なしにするようになりました。
これは多分、パオラ的にはその場所がトイレだったのでしょう。
視野も大分狭くなって来ているので、トイレまで到達できないケースや間に合わなかったケースと。
ここ半年は、排泄時間を母と共有して「そろそろだな..」と排泄を誘導したり、トイレの場所まで連れて行ったりで、パオラのトイレが生活の軸になってきています。
それでも、「トイレの読み」を間違えたりすると、母と私..何度もパオラのオシッコを踏みます( ;∀;)
夏場はつま先でケンケンしてお風呂場に直行ですが、冬場はタイツから総取り換えの刑です。
ちょっと集中してやりたい仕事の時は、パオラをスリングに入れています。
幸いパオラはスリングが大好きなので、それにさえ入っててくれれば排泄コントロールが可能になります。
ミノムシみたいに頭だけ出して、ちょっと暑くても飼い主に密着していてご満足なのです。
今朝の朝活の時も、ベッドシーツに粗相をされないように、私と一緒に朝活です。
羽根付きの羽根のようですが、パオラの鼻です。
海面から息をするために鼻をだしているアザラシのようですが、パオラ的には極上だと思います。
これからどんどん出来なくなることが増えて行くであろうパオラ。
シビアな現実が少しでも遠い日であってほしいものです。